ストーリー

インフォメーション 2009-02-12 (木)

「行って来るよ、爺や」
紫色の髪を持つ少女は、小さな体躯に見合わぬ覚悟を秘めながら、呟いた。

この世界もまた、戦火に明け暮れていた。
少女は姫と呼ばれる立場にあったが、戦争の被害者であることにおいて、天は平等さを欠かさなかった。
疲弊による怨嗟と、それを利用せんとする外戚の勢力もあり、王族の立場も危ないものとなっていた。

総勢 100 万の敵軍は、目視できるところまで迫ろうとしている。

長く続く戦乱の中で、人類は兵器を進化させた。
中でも思念増幅装置の進化は目まぐるしく、増幅元となる「想い」の力が重要なものとなっていた。

文献によると、人間の持つ「想い」の力は歴史を重ねる毎に薄くなっており、かつての人類は現代人とは比較にならない妄想力を持っていたとある。
その中でもニホンという国のある時代には、シンシと呼ばれる、道を究めた賢者がおり、尊敬されたという。

「彼らなら…この国を救えるのかもしれない…」
今際の際、爺やは言った。

無関係なこの時代の出来事に、力を貸してくれるのだろうか?
少女は迷った。

自分の未来を与えることを条件にすれば、利害が一致するかもしれない。
少女は決意し、鈍く光るその機械へと、乗り込んだ。

※このストーリーはサイト的に直接の意味はありません。開発予定もありません。

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